国際政治「お湯と温度計」
国際政治「お湯と温度計」
米国国防総省は、1月3日、イラクの空港でイランのカセム・ソレイマニ司令官を殺害したことを表明した。
彼はイラン革命防衛隊の司令官であり、イラク軍や、シリア、レバノンの民兵を手下に派遣を握る工作の司令塔でした。
「日本のメディアでは『米国の誤算』との解釈や『今回は米大統領が悪い』などの意見なども見られますが、国際政治の力学は、仲良しクラブでは無く。悪いことをしていなくても、相手の都合で寝首をかかれるのが現実です。
ちなみに、人種間の融和を唱ったオバマ大統領が一代で出した暗殺許可は、リンカーン大統領からクリントン大統領までの暗殺指令より多いものでした。
今の世界を地政学的に観れば、ねじれた国際政治(環境)が本来の安定した形状に戻す状況での、揺り戻し、摩擦と感じます。
私のような素人でもネットの普及で、地球の反対側で起きた事の情報を集め、観察出来る世の中になりましたが、当然、影響力はありませんし、それで良いのです。
最近知ったのですが、観察するまで結果はわからないのが量子力学的了解。意見は別でも、ネットなどで観察する人が増えれば、皆がコップのお湯に温度計を入れるように、結果は変わるのかもしれません。
一方、国内政治を見れば、日本の安全保障に反する隣国の工作を受け、簡単に現金を受け取り、国会で悪法を立法する議員達。国民も地方議員レベルから安全保障を考えなければいけない状況なのですが。既に、地方議会、公務員、町内会レベルでも、反日勢力(カルト、極左、暴力)に浸透されているのが現状です。
戦後七十年以上の間接侵略を受けた状況、洗脳は簡単に解けないでしょう。
オバマ大統領 特殊部隊 暗殺指令、検索結果
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半眼で観る世界
話は飛びますが、私は、約50年前の中学の授業で、「宇宙(私たちの体も)は、分子で出来ていて、その中身は原子(原子核と電子)」と教わりました。
その数年後、科学雑誌などで、その、原子核の内部は「素粒子であり、宇宙の構造の究極を構成し、その相互作用で、宇宙の現象は起きる」との発見報道、特集があり、一時、ブームにもなりました。
当時、その発見は、「仏教の宇宙観(世界観)と一致する」との指摘も多く見ました。
簡単に言えば、「人間は相互関係『縁起』で存在するもの」と言うことでしょう。
西洋哲学で言えば、ヘラクレイトスは「万物流転説(水、石、空気)」を唱え。顕微鏡もない時代に、デモクリトスは「究極の存在(絶対に分割できない粒)」を「原子」と名付け「空虚(空間)」を飛び回り、結合したり分離したりすることで世界が出来上がっているとする「原子論」を唱えました。同じことでしょう。
話を戻しますが、その素粒子の宇宙を川の流れに見立てて、その中に結ばれては消える渦を、人間や花、石に例えるエッセイを読んだことを思い出します。
京都の石庭や、チベット仏教の若いお坊さんが、砂絵具(色を着けた砂)で、曼荼羅を板に描いては完成すると、すぐに砂絵を流す修行を見ました。
子供の頃、砂場で見立て遊びをしたり、粘土遊びをした事は誰にでもあり、子供でも気付ける世界観かもしれません。
相互関係でしか存在し得ないのに、私たちは存在を「個我」としてしか認知することしか出来ず、その人間の存在様式が「苦」であるとも、昔、本で読みました。
人はそれぞれに生まれ育った環境で、生き方、考え方は違います。
山の民、海の民、砂漠の民に合った、文化伝統、仕来り、宗教、政治を、それぞれに育んで来ましたが、仏教では、それを「方便」とします。
人の心は信念の中に落ち着くものですが、それに固執すると、現実を見失い、醜い結果になります。
例えば、お好み焼きの解釈(広島風、大阪風)で喧嘩するのは笑い話、解決は簡単ですが、宗教となると簡単には行きません。
明治の廃仏毀釈運動の勢いは、田舎のお寺の裏の破られた石仏の数でも判ります。
日本の伝統文化は多神教的文化でしょう。地理的にも気候的にも恵まれた、日本列島に合った比較的穏やかなものです。意見の違いは『お互い様』と多少の居心地の悪さを我慢する社会です。心理学的に言えば、緩やかな自我。そんな日本でも、精神的伝統を新しい西欧流の価値観に変えると、自我の安定を失い、新しい価値観と齟齬のある伝統を排斥してしまうのです。
「大東和戦争」敗戦後の新宗教の乱立も、占領軍の『日本人に戦争の罪悪感を植えつける』東京裁判、焚書、検閲や、宣伝工作で、自我の安定を失った結果でしょう。
日本を『戦犯国』とする朝鮮も、当時は同じ日本。対日戦勝を祝う現在の中国(中国共産党)とも戦っていません。日本の多くのメディアも、なぜか、この事実を伝えず、心理学(交流分析)的に言えば「I am(中朝)OK。You(日本)NOT OK」「I am(日本)NOT OK」のブラックな情報空間を戦後つくって来ました。そんな、事実と真逆の洗脳とは決別し、日本(世界)の未来を考える情報空間を造るのが、これからの時代です。
釈迦も老子もウパニシャッド(哲学)の無分別智の結論から始まります。
老子は「混沌とした何かが、天地よりも先に存在した。それは、ひっそりとして形もなく、何ものにも依存背づ、あまねくめぐって休むときなく、天下を生み出す母ともいうべきものである。私は、その名を知らない。かりに『道』と呼び、無理に名付けて大と呼ぼう」と表現しました。宇宙のビックバン、地球の生命誕生ともオーバーラップしますね。
「学問をし、分別(言葉)を増やし、一方、分別を減らし、知識を減らしていった先に無為の境地がある」との老荘思想とウパニシャッド哲学の融合が禅(思考を他者として観る体験)と聞きます。
つまり、分別を停止して、「無分別智」の境地に達した状態が「仏」。思考ではなく、体験することでしか悟りには到達できない。言葉では「わかったつもり」だけになると聞きますが、今の私です(笑)。
国際政治で言えば、情報を得て、情報に左右されず、観察する状態でしょうか?
さらに話は飛びますが、保釈中の身でありながら、昨年末、ゴーンさんは、レバノンに逃げてしまいました。
フランスの哲学者ルソーは「国家などなくても良い。大多数の幸福をもたらさない国家は解体して、作り変えれば良い」「王に反逆し、革命せよ」「王VS民衆」の二項対立で「革命」フランスはセーヌ川を血で染め、共和制に移行しましたが、そのゴーンさんはベルサイユ宮殿で結婚式をあげました‥。国民がイエローベストを着るわけが解りますね(笑)。
話を戻します。私が国際政治を観る時、言語の違いは区別体系の違い、コンピューターのプログラムのように抽象度の上下で分類し理性(悟性)的に見れば、共通認識が出来ると考えていますが、世界を言語化(分別知)し、さらに世界を直感的に理解(無分別智)出来る、量子状態コンピューターが早く出来ないでしょうか(笑)。
リヴァイアサン、平和の海獣
※リヴァイアサンは旧約聖書に出てくる最強の海獣。ホッブズの同名の著作は、国家を人造人間、一つの人格に例えたもの。
17日、英国とEUはブレグジット(英国のEUからの離脱)の条件で合意.合意案をEU議会側は了承しました。英国議会で承認されるかは不透明(保守党が過半数無し)ですが、ハードブレグジットも含め離脱は確定しました。
「新冷戦(海洋国家が大陸国家の膨張をシーパワーで封じ込める)が始まりましたが、英国は金融とインテリジェンスの中心として返り咲くのでしょうか。
ファイブアイズのオブザーバー参加のような立場になった日本(海洋国家)も、世界のルールメーカーの知恵を英米から学ぶ実践的機会も増えるのでしょう」
君臨すれども統治せず
※国王は君臨しているが、統治権は議会を通じて国民が行使する
「14日の英国議会、女王の施政方針演説の動画を見ていると、国の形はどうあるべきか、考えるヒントになります。
日本と共通する、國體(こくたい)と政体の分離。江戸時代に日本では将軍といえども最高権威の天皇は不可侵でした。
明治維新、西欧列強と直接対峙することになった日本は、天皇を権力の頂点に置く間違いをしてしまいましたが‥」
追記
「女王陛下のスパイ」の言葉通り、特務機関とはつながりがあります。
ファイブアイズ、検索結果
英国女王 議会演説、検索結果
君臨すれども統治せず、検索結果
「人間は自然状態に置かれると、万人が万人を敵とする闘争に陥る。こんな地獄では誰も生きてはいけないので、暴力も含めた権利の一部をお互い留保する。法の支配、国家の誕生ですね。
英国のホッブスの知恵を借り、国家を一つの人格にたとえ心理学的に観れば、自我(政体)の上に超自我(國體)を置いた方が国が安定する不思議です。
国家の繁栄と平和を祈る皇室、王室は祭司。一般的に言えば、我々が先祖に手を合わせ、神棚に水を上げる行為と同じです。
心理学的に言えば、集合的無意識との繋がり。仏教的に言えば、阿頼耶識でしょうか。
新冷戦の時代、混乱の中でも見える秩序があるかもしれません」
トマス・ホッブズ、検索結果
Yahoo!ブログ「saito_zakki」の過去ログ(2013/6/30 - 2019/3/13)
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Yahoo!ブログ「saito_zakki」の過去ログ(2013/6/30 - 2019/3/13)
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ブログリンク「齋藤」
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2019/3/13
米朝首脳会談に学ぶ「インテリジェンスパワー」
インテリジェンスパワーとは、「『国益』のため、世界の情報を収集し選ぶ知性と、それを実行する能力」と理解していますが、今回の米朝首脳会談は、その教科書のようでした。
昨年6月、シンガポールで開催された米朝首脳会談に続き、2月、ベトナムでの首脳会談の結果は、米国が途中で席を立つ、合意無しの「物別れ」で終わりました。
韓国や日本のメディアは、内政に問題を抱える大統領が成果を持ち帰るため、経済制裁をどこまで解除するか、果ては、終戦宣言にまでも期待を煽る報道。歪(いびつ)な思想や保身で走り続ける朝鮮に何の疑問も持たず、報道する姿勢は北朝鮮のプロパガンダ機関のようでした。
米国大統領は「国益」の代表者として席に着き、金正恩は当然のように自己保身(金一族)のために席に着きました。
朝鮮戦争休戦中の両首脳会談で、米国は衛星の監視情報などで特定した、制裁破りの秘密核施設稼働などの実態、証拠を突きつけ、結果、敗北したのは北朝鮮と韓国、日本のメディアでした。結果を歓迎したのは米国の共和、民主の両党と日本政府、そして、愛国心がある国民です。
余談になりますが、今日もEU離脱(ブレグジット)で揺れる英国国会ですが、国民投票があった2016年以降、海洋国家としての復活をインド太平洋に求めたのか、過去、英国が植民地支配に利用した「分割統治」の亡霊。「ロヒンギャ問題」の再燃や、大英博物館で漫画をテーマに開催される展示に「ゴールデンカムイ」が参加決定。日本政府は2月15日に「アイヌ支援法案」を閣議決定 「先住民族」と明記しました。予算やDNA鑑定などはどうなるのでしょうか?
今年、1月には英国議会内で、ベトナム戦争での韓国軍兵士による現地女性への性的暴行「ライダイハン」問題を追及する特別会合が開かれ、英国の「正義の顔」を見て感動した後だったので、007の国、英国のインテリジェンスパワーの狡猾さを垣間見る?ような気がしました‥。
追記
Yahooのブログサービスが12月で終了し、表示もされない状況になるとの、お知らせをいただき、加齢もあり目も悪くなったので、しばらく更新を休みます。
「インテリジェンス 諜報」検索結果
「民間防衛 スイス」検索結果
民間防衛、引用
第一段階「工作員を送り込み、政府上層部の掌握。洗脳」
第二段階「宣伝。メディアの掌握。大衆の扇動。無意識の誘導」
第三段階「教育の掌握。国家意識の破壊」
第四段階「抵抗意志の破壊。平和や人類愛をプロパガンダとして利用」
第五段階「教育や宣伝メディアなどを利用し自分で考える力を奪う」
最終段階「国民が無抵抗で腑抜けになった時、大量植民」
「ブレグジット」検索結果
「ロヒンギャ 分割統治 英国」検索結果
「英国議会 ライダイハン」検索結果
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2019/2/22
「恨(ハン)、うらみ」理性が感情に汚染される国。近代法、国際法が通じない国の末路
国民情緒法(不文律)が実行され、国民感情が法の上にある国、韓国を人格に例え、心理学的にみれば、「理性が感情に汚染された人」でしょう。冷静な判断が出来ません。
朴槿恵前大統領(勾留中)は、シャーマンの崔順実(勾留中)の助言で人事など国政を動かしていました。古代国家でもない現代の国家指導者がそれでは国家滅亡の危機になります。政治家としての判断を放棄した事態。あってはならないことでしょう。
「恨み」は主権のない被支配者の思考。受動的論理でしか動けない客体、奴婢のようなもの
韓国憲法前文には、反日(3・1運動)、反米(4・19民主化)を理念とした「恨(恨み)」の感情が建国の精神とされています。
韓国の英雄と言えば、伊藤博文総理大臣を暗殺した安重根。現在の韓国議会では、昭和天皇に手榴弾を投げつけたテロリスト李奉昌の資料を文化財に登録する動きがあります。どちらも抗日の英雄として切手になっています。日本ありきのストーカー、ヘイト国家ですね。
日本を「戦犯国」として、国際法違反の東京裁判史観(遡及法)を基本にするのは日本の左翼(野党)も同じ、彼らも当時は日本人でしたが?‥。批判のための批判に終始し、目の前にある危機(赤化統一)を隠蔽するメディアも、無能と言うより危機を産み出す存在である状況は日韓共通です。
「反権力」「NO!(批判のための批判)」をメディアが繰り返し、国益、安全保障に反する政策や政権選択へ、ミスリードされることは、日本国民は民主党政権で経験済みです。是々非々を許さぬ彼らとの議論は不毛、論理的思考が出来ないのです。
文大統領が北朝鮮の手下として存在し、工作しているとすれば、大統領の外患誘致的行動は理解できます。北の主体思想が立派に見えてしまう国民も「恨」と言う「被害者意識」の裏返しでしょう。
私が素人ながら国際政治を見るのに参考にしているのは地政学。四角のテーブルを米日中露が囲みゲームをしているような感覚で、自分が各国のプレーヤー(リーダー)だったらどうするか、考える方法です。地理的環境が育む国民性(民族性)も仮想し、大陸国家(中露)で言えば、支配被支配の帝国主義。海洋国家(日米)で言えば、同盟の力関係です。半島はシアターになります。
国際政治学者のケネス・ウォルツは、「国際政治は、国家相互がどういう関係にあるかというシステムで淘汰が働いている。国家が生き残りのために最適ではない戦略を採用した場合には、その国家は存続できなくなる」ウィキペディアから抜粋
「経済相互依存が平和よりも紛争の原因となる」とも論じています。韓国とは経済関係解消が上策。本来のシアターに帰してあげましょう。
問題は北朝鮮の核ですが、彼は逆説のように「核拡散の平和」を唱えていました。頭の体操として考えても良いでしょう。結果、対立の緊張と均衡(平和)。地政学的棲み分けが可能かもしれません。
「韓国 国民情緒法」検索結果
「親日法」検索結果
「ケネス・ウォルツ」検索結果
「竹島の日」検索結果
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2019/1/26
日本とトルコを両端に置くロシアの地政学
地政学とは、地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するものである。
(ウィキペディアから引用)
2014年のクリミア危機は、ウクライナ騒乱に乗じた、クリミア共和国とセヴァストポリ市の一方的な独立の後、ロシアが編入を宣言したものです。
その後、ネットのニュースや政治系ブロガーの記事を読んでいると、(当時)「最近のロシアの地政学は、ロシアの両端にトルコと日本を置く戦略です」との一文が目に入りました。出所を忘れてしまいましたが、私は、それもベースに国際政治を見てきました。
「セヴァストポリ」グーグルマップ
本来、NATOとしてロシアと対峙するはずのトルコはシリア問題で米国と関係悪化し、EUとの確執や内政の混乱などがあり、ロシアの黒海覇権を許した結果になりました。
3日前の2019年1月23日、ベネズエラではクーデターが起こされ、野党指導者フアン・グアイド国会議長側は、米国、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビアなどが支持。一方、ニコラス・マドゥロ大統領側は、ロシア、中国、キューバ、ボリビア、そしてトルコが支持を表明。
「ベネズエラ政変でトルコのレッドチーム入りが見え、ロシアの対日戦略も、日米離間と日本海の覇権(ミサイル配備等)を見据えた、意図が見えてきます。ハートランド、ロシアの等身大の姿ですね。
国際政治はセオリー通り、大陸国家(ランドパワー)と海洋国家(シーパワー)の相剋となって現れ、終わることはないのでしょう」
「フアン・グアイド」検索結果
「ニコラス・マドゥロ」ニュース検索結果
「和夫一家殺害事件」検索結果 ※心の弱い方は読まないでください。
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2019/1/10
「国があなたのために何をしてくれるかを問うより‥」モラル(士気)サポート
「国があなたのために何をしてくれるかを問うより、あなたが国のために何が出来るかを考えよ」このように記憶していましたが、ご存知のように1961年、米国の第35代大統領、ジョン・F・ケネディの就任演説の言葉。ソ連との冷戦時代です。
この2年前、キューバ革命で親米政権が倒れ、革命政府が米国企業を接収し、1961年、米国はキューバと断交。1962年、ソ連はキューバにミサイル基地をつくり、ケネディーは核ミサイルを運ぶソ連船を止めるため海上封鎖。ソ連のフルシチョフは革命政権維持を条件に基地を撤去。米国は喉元にナイフを突きつけられる「キューバ危機」を回避しました。
アジアでは1949年、中国に共産党政権が成立。1950年、朝鮮戦争勃発。1951年、日本の吉田首相と米国国務長官アチソンが日米安全保障条約を署名。1952年、サンフランシスコ講和条約と同時に発行されました。日米安保は共産主義包囲のために、日本が自国を防衛するものです。しかし、韓国の李承晩大統領は、その3ヶ月前、権力の空白を突くように李承晩ラインを設定。竹島の領有権を主張しました。
一方、2019年の現在。赤化統一を急ぐ韓国では、1月1日に北朝鮮の金正恩労働党委員長の新年の辞を読み上げるニュースを放送。朝鮮半島の平和、繁栄、統一を掲げ、「半島全域を軍事的につなぎ、米韓軍事演習の中止。核兵器はこれ以上作らない」と表明。
韓国の政府系シンクタンクは、これを完全な非核化、平和統一としました。
韓国文政権は遅れること、1月10日の年頭の記者会見で、1日に金委員長が求めた、南北事業交流再開の受け入れを表明。国連制裁の早期解決のため、米国と協力して行くとしました。
「もう、意図を隠そうとしていませんね。韓国の潜水艦建造計画にはミサイル発射型の予定がありますし、米軍を排除して核保有国になることを宣言したも同然です。軍の規模で言えば、日本を超える、核保有反日国家樹立の可能性に備えて、国民は心構えするべきなのでしょう。半島のキューバ化(核無し統一容認)がベターなのでしょうが。私たちに出来ることは、日本の運命は日本人が決める覚悟と、国家国民を守っている自衛隊、海上保安庁へのモラル(士気)サポートです」
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2019/1/5
「アジア再保障推進法」 グレート・ゲーム、 歴史は形を変えてくり返す
2018年12月31日、米国議会は「アジア再保障推進法」を成立させ、トランプ大統領は署名しました。
米国は対中圧力政策で与野党一致。東、南シナ海からインドまで含む太平洋戦略で、東南アジア諸国に15億ドル援助するものです。
2019年1月2日、中国の習国家主席は「台湾への外部干渉に対し、武力行使を放棄しない」と発言、それを牽制しました。これに対し、同日、台湾の蔡英文総統は「一国二制度は断固として拒否、それが民意」との談話を発表。
1972年、米国ニクソン大統領の電撃訪中「一つの中国容認(キッシンジャー補佐官の戦略)」は、前オバマ政権まで継続されます。キッシンジャー氏は、地政学の使い手のように言われていますが、シーパワー米国にとっては、この戦略の大転換(国務省にも隠していた)は致命傷「悪手」でした。しかし、現政権で反撃開始。同じ価値観を持つ、同盟関係の強化再編でバランシングするもの。「第二次冷戦、冷戦2.0」と言われている、血を流さない戦いです。
「グレート・ゲーム」は、日本の幕末、明治維新頃に、英国とロシアの間の内陸で始まった戦争。
これからのグレート・ゲームは、ランドパワー的発想(支配)で海洋国家を侵略する中国帝国主義に対する、自由で民主的な関係で繁栄する、シーパワー(同盟)国家の反撃です。
ようやく、地球を俯瞰する国際政治が見えてきました。
「アジア再保障推進法」ニュース検索結果
「第二次冷戦 冷戦2.0」検索結果
東アジアの火薬庫、大国の墓場、朝鮮半島。韓国の先祖返り
一方、お隣の韓国は、国連の北朝鮮制裁決議に明らかに違反する、南北の鉄道連結。みかんを送ったとのことですが本当にそれだけでしょうか。文大統領は、日韓請求権協定を破棄する偽徴用工裁判の動きを止める様子も無く、さらに、北朝鮮への瀬取り防止の多国籍監視の目を潜る、日本近海での韓国軍艦の行動と、自衛隊P-1哨戒機への火器管制レーダー連続照射。
自衛隊の公式動画で、ロックオンの警告音「キュー、キュー」と、電子ボイスの「チャフ!」や、レーダーの電磁波で機体が共振するような高周波音を初めて聞きました。
明治27年(1894)開戦の日清戦争も、その10年後の日露戦争も、日本の安全保障とは言え、清国やロシア帝国に事大し、不安定な朝鮮半島を安定させるため、日本が血を流した戦争です。
日清戦争で勝利した日本は、李氏朝鮮を大韓帝国として独立させました。しかし、清の属国を離れると、今度は日本の影響力を排除するためロシア帝国を利用。ロシアの南下は日本の命運を決定的に左右します。日清戦争の10年後、国力10倍のロシア帝国との開戦を決断し、勝利。
ちなみに、幕末にはロシア軍艦が対馬を一時占拠、英国海軍が介入し排除。後に幕府軍を顧問したフランスの戦艦らが、日本海で火花を散らしていたグレート・ゲームの始まりでした。
しかし、先の大戦で日本は敗戦(1945)。日本を倒した米国が今度は、半島を南下するソ連や中共を同時に相手する泥沼の朝鮮戦争に突入。李承晩(韓国兵)は敗走の途中、多くの韓国民を殺しました。共産党の便衣兵(ゲリラ)にでも見えたのでしょうか?中共軍は地雷原を政治犯など犯罪者に突破させ、それを見た若い米兵の多くが発狂した戦場もあったそうです。現在は休戦中ですが、親北の文政権が赤化統一を実行中。
2018年11月28日には、日本の排他的経済水域に韓国の実験ミサイル着弾もありましたが、前述の韓国軍艦は、不法占領中の竹島での軍事演習に参加した直後の行動です。
朝鮮戦争直前の李承晩大統領の対日戦計画(対馬、北九州上陸作戦)が事実だとすれば、文大統領の行動も、先祖返り。オーバーラップして観えます。
事大し、迷走を繰り返す朝鮮半島のため、今度は、どの国が血を流し、血税を流すのでしょうか。何のための戦争だったのでしょうか、「サヨウナラ、韓国」。
「ロシア軍艦 対馬」検索結果
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2018/11/30
韓国憲法前文と日本国憲法に見る優位戦、劣位戦。米国と中国の地経学
韓国憲法前文、冒頭抜粋
「悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は、3・1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し、祖国の民主改革と平和的統一の使命に立脚して、正義・人道と同胞愛で民族の団結を強固にし」
抜粋、終了
韓国建国の理念は、日本統治時代、ソウルの公園での集会を臨時政府とし、暴動を日本からの独立運動とするもの。
さらに、李承晩政権下、民衆の反米感情、経済悪化への不満暴動、破壊活動による政権交代(大統領亡命)を革命と位置付けたものです。
上記の事実や客観性は別にしても、現在の文政権は着実に立憲の精神に基づいた、反日反米、革命を実行しているのです。
一方、米国占領下の主権のない日本。マッカーサー主導で書かれた日本国憲法は、前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」。そして、日本のみに押し付けた、憲法第9条「戦争放棄と戦力の不保持」という、国際法違反だったのです。
上記のカードを持つ国をゲームのように机上対戦させれば、結果は韓国の勝利。日本からチップや点棒のように集金しようとすれば、両国を圧倒する軍事、経済力を持つ、米国などの立会人が必要になり、実行されてきたのが現実でしょう。
改憲を党是として立党した自民党は、今国会での改憲案提示を見送りました。劣位戦状態ですね。
以前、動画サイトで見た(地上波録画)、元政治家の弁護士と認知科学者の憲法9条をめぐる対論は、弁護士は「改憲して軍事力が持てる」。一方、科学者は「軍事力があって改憲が有効」との論理。
現実は、米国の圧倒的軍事力経済力(制裁力)が、背後にあっての日韓合意であることを見れば、認知科学者が正解でしょう。
国民の世論調査では、自衛隊は合憲が各社7割から9割。9条改憲反対が約6割。
冷戦が終了し、地政学的脅威がソビエト連邦から中国共産党に変化した現在。韓国の地政学的意味も変化。不安定な行動はお荷物(無能な味方は敵より危険)以外の何物でもありませんし、すでに改憲の時期でしょう。実際、ランドパワー中国の侵略(超限戦)を抑え込むために、中国を囲むリムランドやシーパワー国家、日米が地経学的に協力してバランシングしている現実を、国民が集合的、無意識的にも認知了解している過渡期の調査結果なのでしょう。
個人的には、右派も左派も愛国心を持つ、普通の国に住みたいのですが。
「韓国憲法前文」検索結果
「日本国憲法前文」検索結果
「日本国憲法第9条」検索結果
「優位戦 劣位戦」検索結果
「地経学」ニュース、検索結果
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2018/11/24
絶望強制収容所 「ウイグル人を弾圧する陳全国(書記長)」とは
国会で粛々と進む「移民法案」日本絶望列島計画?
2016年、習近平(総書記)は、チベット人を積極的に弾圧した陳全国(チベット自治区書記)を、ウイグル自治区書記に抜擢した。
ウイグル人への大量拘束収容は知っていましたが、不勉強にも下記リンクの事実を知りませんでした。
ウイグル人の家庭に監視員が同居する例も聞きました。人権も何もありませんね。
国際法を無視した、南沙諸島基地化の暴挙にも呆れていましたが、中国で現在進行中の人権弾圧や、日本の「移民法案」を報道しないメディア(地上波、新聞)があれば、それも問題です。
習近平政権と積極的に関わる日本経団連も、企業コンプライアンスどころか、間接的に人権弾圧を支援していると言われても不本意でしょう。私がそんな会社の従業員だったら悔しいです。物言う株主はいないのでしょうか。日本の国会議員様も、結論ありき?の「移民法案」審議で忙しいのでしょう。
気が付けば、「国民が忙しい年末に、国会で悪法を一気に通過させる」のは例年のことでした。
「陳全国 ウイグル」検索結果
「移民法案」検索結果
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2018/11/22
グローバル化(世界革命)の末路 、ホワイトハウス「共産主義犠牲者を追悼」
ルノー日産のゴーン(容疑者)逮捕や米国検察の三菱UFJ捜査のニュースにも、時代の流れと政治の意思が垣間見えます。
世界の富裕層80人の資産総額が、貧困層35億人に匹敵するとのニュースを見ましたが、脱税や国連制裁国(北朝鮮)へのマネロン(資金洗浄)などへの本格的捜査、国際的な着手が始まったのです。
第二次世界大戦には敗戦革命を画策する共産主義者が日米両国政府に浸透していた事実が、ベノナ文書などで明らかになり。2017年、米国政府は11月7日を「共産主義犠牲者を追悼する日」と表明し、今年もトランプ大統領は声明を発表しました。ソ連、カンボジアへの言及ですが、中国共産党の文革、虐殺も忘れてはいけません。
戦争は終わってからが本番、先の大戦で敗北した日本への間接侵略、どん底が鳩山民主党政権でした。
民主党政権下では地政学を無視した、アジア共通通貨(日本、中国、韓国)問題。
米国では、オバマ民主党政権のアメロ通貨(米国、カナダ、メキシコ)問題。基軸通貨ドルやハードカレンシー円の影響力を無くすものでした。
余談になりますが、オバマ大統領(当時)は、全米の公立学校にトイレの男女区分をなくすよう指示、ニューヨークでも、共有スペーストイレの性別不問を制度化しました。性的少数者に配慮とのことですが、世も末と感じました。
個人的解釈ですが、階級闘争を実践する共産主義が使う、弁証法的正反合は、人間の僻み嫉み妬みなどのネガティブな感情や暴力を合理化し、利用されただけだったと思います。
赤化統一が進行する韓国を見ていてもわかりますが、デモによる政権転覆を日本のリベラルメディアは以前、民主主義の手本のように表現していました。
「ゴーン脱税」検索結果
「米検察 三菱UFJ」検索結果
「米国 共産主義犠牲者の日」検索結果
「米国 中国 統一戦線」検索結果
「関西生コン 逮捕 正体」検索結果
「ヴェノナ文書」検索結果
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2018/10/17
YouTube 世界規模でシステム障害 「木を隠すなら森の中」
実は、私も偶然 YouTubeで動画視聴中でしたので、突然の「サーバーに問題が発生しました」との表示に驚きました。
8時から、生放送開始の政治経済系のネット番組を、終了時間の10時前から視聴し、中国のウイグル人に対する弾圧。強制収容所の衛星写真や証言をもう一度、再生しようとスライダーを戻した時のことでした。
偶然かもしれませんが、以前も在日のウイグル人の方をゲストに迎えて収容所の話をされた後に、チャンネルが一度バンされました。
この番組は、中国のチベットやウイグル、キリスト教徒に対する弾圧を世界的に見ても早く報告していただけるので、当日も視聴していました。
木を隠すなら森の中?
話は飛びますが、最近、有料動画サイトでシャーロックホームズの映画を見ました。
一人の政治家を狙撃で暗殺したのを隠蔽するため、彼の出席した国際会議を爆弾テロで同時に破壊するストーリー(一部)です。
「中国 インターネットネット検閲 グーグル」検索結果
「超限戦」検索結果
「日中記者交換協定」検索結果
「ペンス副大統領 演説」検索結果
「中国の仕掛けた対米戦への、反撃の口火は切られたのです。
日本の浸透されたリベラルメディアだけを見ていては道を間違うでしょう」
追記
12時50分に YouTube へアクセスしたところ、回復していました。
「ウイグル 中国 蛮行」検索結果
「チベット 中国 蛮行」検索結果
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2018/10/9
中国製スパイ半導体
ネットで「スーパーマイクロコンピュータ(米国本社)のサーバー用マザーボード(中国製)に、スパイ半導体が埋め込まれていた」「2015年にアマゾン社がハッキングされているとFBIに通知していた」とのニュースを見ました。
「スーパーマイクロコンピュータ スパイ半導体」検索結果
企業は報道を否定していますが、グローバル企業どころか国家安全保障の危機です。
米政府は今年、国防権限法でファーウェイ社ZTE社など中国製機器の政府関連調達を禁止しました。
「米国 ファーウェイ ZTE」検索結果
話は少し飛びますが、2013年にソフトバンクが米国の携帯電話スプリント社を買収する際、米政府は、中国メーカーの製品を使わないことを承認条件としました。
10月4日、トヨタ自動車とソフトバンクグループは、通信を使う自動運転に関わる交通ネットワークの子会社の設立で合意しました。
「スーパーマイクロコンピュータ ソフトバンク」検索結果
自動運転といえば、米国でハッキングの実験が行われましたが可能です。
老婆心ですが、もし両社が中国製通信部品を日本国内だけで使えば、米政府の関連事業に製品の納入は出来るでしょうが、隣国からのハッキングの恐怖にかられながらの乗車は誰も嫌でしょう。
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2017/1/27
「国民国家への回帰。グローバル化の果ての帰結」トランプ大統領就任演説の感想
私の英語力は中学英語レベルなので、勉強と思って見聞きしました。国際政治などを修めたわけではないので、単純な感想になります。
演説初段、抜粋
「権限を首都ワシントンの政治から、アメリカ国民に返します。(中略)
あまりにも長い間、首都ワシントンの小さなグループが恩恵に預かる一方、アメリカ国民が代償を払ってきました。(中略)
大事なことは、どの政党が政権を握っているかではなく、国民による政治が、なされているかなのです」
抜粋終了
この流れで気づかれたと思いますが、リンカーンの有名な演説「人民の、人民による、人民のための政治」の意訳現代版にも見えます。
最近知ったことなのですが、トランプ大統領の宗派は長老会派(プロテスタント・カルバン派)。GHQのマッカーサー元帥も同じカルバン派。彼が起草した日本国憲法前文にある「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」の文言が透かし絵のように重なって見えます。思想的背景が強く流れているのでしょう。
「国民国家への回帰」国際化(グローバル化)の果ての当然の帰結
中段、抜粋
「中間層の富は、彼らの家庭から奪われ、世界中で再分配されてきました。しかし、それは過去のことです。いま、私たちは未来だけに目を向けています。(中略)
私たちは、新しい道、高速道路、橋、空港、トンネル、鉄道を、このすばらしい国の至る所につくるでしょう。(中略)アメリカ人の手によって、アメリカの労働者によって、われわれの国を再建します」
抜粋終了
直接、国際主義(グローバリズム)批判の文言は使われませんでしたが、重要ポストへの銀行家の登用はインフラ銀行設立の思惑もあるのでしょう。国際金融資本家の裏も知り、実行力のあるインサイダーが必要。挑発的な言葉を意図的に使わなかったのかもしれません。
二百年以上前、英国の植民地であった米国は、重税から逃れるために独立戦争を起こし、独立しました。しかし、約百年前、国際金融資本に通貨発行権を奪われ、グローバル化の道具として、米国のスーパーパワー(金融、軍事力)を利用され、世界の果てまで戦争を仕掛け、国民が疲弊したのが、今の米国です。
私には「第二の独立宣言」のように聞こえました。
トランプ大統領就任演説 動画
トランプ大統領就任演説
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2017/1/17
本当に豊洲をカジノにするの?
昨年の12月15日未明、国会でカジノ法案(IR推進法案)が徹夜の末、強行採決されました。
カジノは賭博。刑法第百八十五条、第百八十六条で懲役になるのですが、刑法第三十五条の「法令又は正当な業務による行為は、罰しない」との「法令」にあたるお墨付きが、IR推進法案。
カジノがなければ、こんな法案をゴリ押しする必要もないし、本来、日本国のため、国民のために働く選良の仕事でもないのです。
ネット検索で、小池都知事は豊洲をカジノにしようとしているのでは?との記事や動画を目にしました。
例えば私が悪い都知事で、ロケーションの良い豊洲にカジノを作ろうと考えれば、色々な事実の断片で豊洲に風評被害を起こし、責任を前任者に押し付け悪者にし、土地を民間に払い下げます‥。こうはならないでしょうが、懸念が現実になってからでは遅いので。
ただ、日本を真っ当な人間の住める国にしたい一念です。
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2017/1/7
安倍内閣と支持団体が演出したい、日本の言論空間は
昨年九月、安倍官邸は、風岡宮内庁長官の退任(事実上の更迭)を発表、山本次長の長官への昇格、後任の次長には西村泰彦内閣危機管理監が就任すると発表。その次長による、今年以降の天皇陛下の新年の感想取りやめの発表がありました。天皇陛下の負担軽減のため、とのことですが‥。
安倍政権である以上、天皇陛下の新年の感想はないのかと思いながら、首相官邸のホームページにアクセスすると、安倍首相の年頭所感は今年も発表されていました。
安倍内閣総理大臣 平成29年 年頭所感
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0101nentou.html
今上天皇の新年の感想を取りやめさせながら、昭和天皇の戦後復興に思いを馳せた、お歌の引用に続けて、首相自らは、未来への決意を表明されています。
私の感覚が古いのでしょうか、これはあってはならないことでしょう。
1月6日、東京地方裁判所は、書籍「日本会議の研究」の、出版禁止を命じる仮処分を決定しました。
https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja#hl=ja&q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BC%9A%E8%AD%B0
書き出しの「安倍政権の暴走が止まらない」からの内容は、以前の私でしたら、ある程度は知っていましたし、スルーする内容。これ以上、この書籍への言及はしませんが、日本会議や統一教会に関連する知識は知っておくべきです。安倍政権の世界観が見えてきます。
https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja#hl=ja&q=%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A
軍の統帥権の問題で血を流した戦前の内閣と違い、現在の内閣総理大臣の権力は、日本国憲法に交戦権を明文化すれば、かなりの権力を行使できます。
日本が普通の国になることに私は異議ありませんが。私が感じる、安倍政権と支持団体が持つ世界観に、これ以上に権力を集中させたらと推測すると、躊躇(ちゅうちょ)します。
これは安倍政権の政策や安倍政権支持団体の政権誕生直後から続く、手のひら返しが原因です。余計なことをせずに、普通に政治経済の運営を全うしてほしいだけなのですが、昨日、安倍政権支持のネットメディアの動画を見たら、今上天皇への批判や、米国の日系人(日本人)を差別する用語まで使う始末。これはもう、いけません。
https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja#hl=ja&q=%E7%B5%B1%E5%B8%A5%E6%A8%A9
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2016/12/28
第二の敗戦。安倍首相、真珠湾演説。
米国の戦争の大義、米国の世界観の下に、日本丸の舵を切った安倍政権。
年末、突然の真珠湾慰霊、ハワイ訪問の発表。私は当惑しましたが、国内の反応も同じようです。そして、アリゾナ記念館訪問後の安倍首相の演説。なるべく先入観を持たず聞きました。
以下抜粋、動画で聞いた言葉と少し違いますが、内容は同じです。
「あの日、爆撃が戦艦アリゾナを二つに切り裂いた時、紅蓮の炎の中で死んでいった。
七十五年がたった今も、海底に横たわるアリゾナには、数知れぬ兵士たちが眠っています。耳を澄まして心を研ぎ澄ますと、風と波の音とともに、兵士たちの声が聞こえてきます。
あの日、あの日、日曜の朝の明るく寛いだ、はずむ会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う、若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。生まれてくる子の幸せを祈る声。
一人々の兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。愛する妻や恋人がいた。成長を楽しみにしている子どもたちがいたでしょう。それら、すべての思いが断たれてしまった。その厳粛な事実を思うとき、かみしめるとき、私は言葉を失います」
抜粋終了
まるで、パールハーバーへの奇襲攻撃を描いた米国映画そのまま。国家間の公式な演説に、見てもいない想像の作文。違和感を感じます。
私が日本人の子供に、このオカルトのような文章を読んで聞かせることは無理です。
これは、言葉でショックを与え、思考停止になった瞬間、一方的な主張を刷り込む、洗脳の手法です。美文ですが言葉の暴力です。
地政学的に見て、シーパワー国家米国との連携が日本の国益になるのは自明。75年前、戦争する必要がない国家同士が、何故、戦争する結果になったかは、戦後70年を過ぎ、多くの証言が出てきましたが、興味がなければ、この真実に到達する国民は日米とも少数派です。これでは卑怯なだまし討ちのイメージ、米国のプロパガンダの再生産です。
日本には日本の大義、世界観があります。日本国の大義、世界観まで米国と同じくし、隷属する理由など、一切ないのです。
戦後レジュームからの脱却を唱え、誕生した第二次安倍政権ですが、見事な、ちゃぶ台返し、否、だまし討ちですね。
安倍政権が年末に打つ、亡国の布石
話は少し飛びますが、昨年の年末も突然、寝耳に水の「慰安婦問題日韓合意」。
次期韓国大統領が日韓合意を反故にしたらの記者質問に、菅官房長官は「不可逆的な合意」とだけ、答えられました。
しかし、この布石は悪手。ラチェットレンチのように、一方的な方向に動かしたとして、どちらに動かしても、一新聞社のデマを元にした政府間合意は日本の敗着です。
そして今回の真珠湾演説。日本国民の心を第二の敗戦に導いた、あってはならない布石でしょう。
約百年前、米国ウッドロウ・ウィルソン大統領は、就任式の直後、ほとんどの議員がクリスマス休暇で帰省中、特別会期を招集。政府が持つ、通貨発行権を民間銀行に移すオーウェン・グラス法案を成立させてしまいました。国家が民間銀行に管理される最悪の事態。今の世界です。
ちなみに、タイタニック号には、オーウェン・グラス法案推進派の銀行が話し合いを呼びかけ、多くの反対派が乗っていたそうですが、推進派の銀行家が、何故か乗船しなかった事実があります。
私は子供の頃に、山本五十六(真珠湾攻撃)の映画を見ました。桜の花の印象が強烈でした。ネット検索すれば、検証は必要ですが、驚きの結果が多くあります。
追記「山本五十六 閣下の言葉」
男の修行
苦しいこともあるだろう
云い度い(言いたい)こともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度い(泣きたい)こともあるだろう
これらをじっと
こらえてゆくのが
男の修行である
安倍首相 真珠湾 演説 全文
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2016/12/26
天皇陛下、新年の感想取りやめ
安倍政権下で続く、皇室への圧力
26日、宮内庁の西村次長は定例記者会見で、八十三歳を迎えられた天皇陛下の年齢にふさわしい公務の在り方について検討を進める中で、新年に当たっての感想の発表を、来年から取りやめると発表しました。感想の取りやめは天皇陛下も了承されたということですが‥。
天皇陛下 新年の感想取りやめ ニュース
毎年、天皇陛下の新年の感想を聞くたび、穏やかな心になり、日本人であることへの感謝の思いで心が満たされておりました。しかし、天皇陛下が進言を了承されたとの突然の発表。
はじめに私が、安倍政権とその支持者団体に疑いを感じたのは、平成二十七年、新年の天皇陛下のご感想への安倍支持者、特に親米派の方々の攻撃的反応でした。皇室の伝統を守ると言っていた人たちが、突然、天皇の政治への介入は許されない、皇居の京都移転など発言し、私は驚きました。
天皇陛下のご感想の中の「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」との、ご感想に反応したものだと思いますが、それまでの言動を考えれば、あってはならないことです。
天皇陛下のご感想(新年に当たり)平成二十七年
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/gokanso/shinnen-h27.html
次に、今年7月13日、NHKは午後7時のニュース、字幕で「独自 天皇陛下『生前退位』の意向示される」と第一報を流し、主要各紙や放送各局も一斉に後追い報道しました。
この後メディアは、生前譲位を中心にした議論を展開しましたが、迷走。
象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば 8月8日
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12
そして9月に、安倍官邸は突然、宮内庁長官の風岡典之氏の26日付での退任、山本信一郎次長の長官への昇格、後任の次長には西村泰彦内閣危機管理監が就任すると発表しましたが、春が通例の人事異動、事実上の更迭です。
官邸が宮内庁を直接管理するような人事の後、その次長による、新年の感想取りやめの発表です。
落ち込みながら、ネット検索していると「安倍首相が親しい政治家の前で、天皇陛下を茶化す発言やポーズをとって見せた」との記事。
安倍首相 親しい政治家の前 天皇を茶化す
もう、言葉がありません。
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2016/12/14
グローバリスト安倍政権疲れ
日本を良くしたいと思う国民に、煮え湯を飲ますカジノ法ゴリ押し
審議が伸び、明日未明に成立の見通しらしいです。
国民の税金を使って、デフレ時に更に、国民から金を吸い上げる法律を成立させようとするような愚かな国会。「選良」は死語になってしまったのですね。
ロシア大統領来日に合わせ成立させ、後はメディアの日露首脳外交報道ラッシュで国民の心に上書きさせようとしているのでしょうか?
そのような疑念でネットを検索していると、民主党議員のブログ(11月18日付)に、下記のような記事がありました。
抜粋
先週、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する質問主意書」を提出しておりました。本日、閣議決定を経て答弁書が返ってきました。そのまま掲載します。あまりコメントは加えませんが、結構、画期的な事が書いてあるような気がします。
抜粋終了
直接のリンクは貼りませんが、関連の検索結果
内閣答弁書
抜粋
六について
客がぱちんこ屋の営業者からその営業に関し賞品の提供を受けた後、ぱちんこ屋の営業者以外の第三者に当該賞品を売却することもあると承知している。
七について
ぱちんこ屋については、客の射幸心をそそるおそれがあることから、風営法に基づき必要な規制が行われているところであり、当該規制の範囲内で行われる営業については、刑法(明治四十年法律第四十五号)第百八十五条に規定する罪に該当しないと考えている。
抜粋終了
つまり、パチンコと景品を第三者に渡し、換金する行為は、刑法第百八十五条の賭博罪には問われない、と言う事です。
問題は景品交換所でしょう。
昔、友人に、「古物商の免許は比較的簡単に取れるが帳簿が面倒だ」と言われたのを思いましたが、景品交換所は古物商の標章を見えるところに提示しているのでしょうか。身分証確認はしているのでしょうか。古物台帳は保管しているのでしょうか。
答弁書で「第三者に景品を売ることを内閣は承知している」とありますが、違法状態の景品交換は見事にスルー。
※「選良」検索結果
二十数年前のバブル崩壊中の日本、お金には縁のない私も、さすがにテレビの経済番組くらいは見るようになりました。
バブル崩壊で先が見えない日本の経済人の前、壇上で米国の投資ファンドの代表が発した第一声が、「日本人に資本主義を教えに来ました…」えっ?会場は静まり、テレビの前で私もフリーズしてしまいましたが、後にそれは、バブル崩壊で瀕死の企業の乗っ取りや転売、公的資金を投入された銀行を食い漁るハゲタカファンド襲来の始まりであり、その資本主義とは、株主資本主義であることがわかりました。
同時期、外国人投資家へのインタビューの中の発言で、「日本は素晴らしい。駅の前ごとにスロットマシーンがある。日本は一つの大きな都市だ」と、投資の意欲に目を輝かせて言われていました。
スロットマシーンとは当然、駅前のパチンコ屋のこと。東京大阪間を新幹線で移動され、そのような感想を持たれたのでしょう。
失われた二十年の後、デフレからの脱出を唱える安倍政権でしたが、国内経済はデフレ不況の更新中。経済手法は私が中学で習った、インフレ時、デフレ時の金融と財政の手法を普通に駆使すれば良いだけなのに、安倍政権はデフレ時に、増税に代表される緊縮政策ばかりです。五段階評価で2でしょうか?
国民以上の政治家は持てないとの解釈がありますが、オール3の私が理解できることは、ほとんどの国民がわかることです。
微力ですが勉強したこと、感じたことを、これからもアップしていきたいと思います。
アフリカの諺
「もし、自分は変化をもたらすには小さすぎる人間だと思ったら、締め切った部屋で一匹の蚊と寝てみなさい」
※訂正
上記、「緊縮政策ばかり」と記述しましたが、当然、間違いなので訂正します。
日銀は、2013年から3年半で、約280兆円も発行していました。
一億人に配ったとしても280万円。現実、そのようなわけにもいきませんが、乗数効果で景気が良くなり、税収もアップ、公共事業、福祉を削る必要はない、今があったかもしれません。
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2016/11/12
報道の自由に乾杯、米国大統領選挙
「二年振りの書き込みになります。
前回の書き込みの後から体調を崩し、視力が極端に落ちたので、文章を書いたり、テキストを読むことは苦行。
ネットで動画を見聞きするくらいの情報収集しかしていませんので。これからの書き込みは周回遅れの内容になります」
報道の自由に乾杯
マスコミの仕事は真実を滅ぼすこと、公然と嘘をつき判断を誤らせ、人を中傷し、富の足元にへつらい、国を売り、仲間を売ること
※1953年、ニューヨークタイムズ紙局長、ジョン・スウィントン氏は、主賓で招かれたプレスクラブパーティーでの乾杯の時、誰かが「報道の自由に乾杯しよう」と言い出したのに次のようなスピーチで答えた。
世界の歴史上、今日のアメリカに至るまで独立した新聞、報道の自由などというものはないのです。それはあなた達も私も知っていることです。
あえて正直な意見を書こうとする記者は一人もいないし、たとえ書いたとしても絶対に印刷されることが無いことは当然わかっているでしょう。
私が勤め先の新聞社から給料をもらえるのは、正直な意見を書かない見返りなのです。あなた達も同じことをして同じように給料をもらっているのです。
もし、あなた達の誰かが正直な意見を書くような愚か者であれば、街に出て別の仕事を探さなければならなくなります。もし、私が新聞に、正直な意見の掲載を許されることがあっても、私はその日のうちにクビになるでしょう。
記者の仕事とは、真実を滅ぼすこと、公然と嘘をつき、判断を誤らせ、人を中傷し、富の足元にへつらい、国を売り、仲間を売ることで日々の糧を得ることです。
あなた達も私も、それを知っているとすれば、報道の自由に乾杯するとは、なんと馬鹿げたことではありませんか。
私達は、舞台裏に潜む金持ち連中の道具であり奴隷なのです。
私達は操り人形であり、彼らが糸を引くままに踊るだけです。
私達の才能も可能性、そして人生も、すべては彼ら金持ち連中の手の内にあります。
記者は、知性を売る娼婦なのです。
「アメリカ次期大統領には、ドナルド・トランプ共和党候補が選ばれました。米国では各新聞社がどの候補を支持するか表明しますが、57紙がヒラリー支持、トランプ支持は2紙。メディアのゴリ押し、洗脳も民意には勝てなかった結果になります。
2015年のビルダーバーグ会議で、ヒラリー・クリントンが大統領に指名されていたとの情報があります。まさに、その富の足元にへつらうメディア、マスコミが敗北した驚くべき結果です」
「ビルダーバーグ会議」検索結果
※ウィキペディアからの抜粋
世界的な影響力を持つ政治家や官僚、多国籍企業・金融機関の代表やヨーロッパの王族、貴族の代表者など約130人が、北米や欧州の各地で会合を開き、政治経済や環境問題等の多様な国際問題について討議する完全非公開の会議では、ヒラリー・クリントンが次期大統領として指名され、トランプ氏はビルダーバーグ会議と敵対関係にあるという。民主社会主義者のサンダース氏もビルダーバーグ会議が歓迎する大統領ではないだろう。
ビルダーバーグ会議は、毎年1回、世界的な影響力を持つ政治家や官僚、多国籍企業・金融機関の代表やヨーロッパの王族、貴族の代表者など約130人が、北米や欧州の各地で会合を開き、政治経済や環境問題等の多様な国際問題について討議する完全非公開の会議である。「陰のサミット」と呼ばれることもある。グローバル・エリート、世界の支配者層の会議だ。アメリカからは約30人が出席している。悪の帝国主義国家アメリカの支配者層がビルダーバーグ会議の主要メンバーだと考えられる。オバマやビル・クリントンは大統領に当選する前にビルダーバーグ会議に招待されている。
抜粋終了
「基本的に有色人種のメンバーはいませんが、ピラミッドの頂点に立つ彼らの世界観を推測し、批判的に考える人々や、新たな奴隷をつくらない世界観を考える人が増えれば、確実に世界は変わるのでしょう」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2014/11/19
増税に苦しむ「国民の皆様」に、再増税を選択させる「ダブルバインド選挙」
平成26年11月18日の記者会見で、安倍内閣総理大臣は、「景気判断で、来年10月の増税を延期し、10%への消費税増税を18ヶ月後(平成29年4月)から、景気にかかわらず確実に実行することを宣言し、21日に衆議院解散し、総選挙を行う事を表明」されました。
会見の中では、「重大な決断なので、すみやかに信を問う」「国民の皆様の判断をあおぐ」と、おっしゃられました。
政党支持率を見れば、自民公明の連立与党が勝利するでしょう(沖縄知事選挙の結果。自由投票の公明党を見ても、公明党の支持が無ければ自民党は勝てません)。
総理の「増税延期で一息つかせるが、その先は確実に増税する」とのメッセージで政治に失望し、低投票率になれば、公明の基礎票がある連立与党が有利になるでしょう。
更に会見の中で、選挙結果、自公連立与党が過半数を得られなければ、総理は退陣されることも表明されました。そうなれば、自民党総裁選挙となりますが、前回、安倍首相を支持された谷垣幹事長(宏池会)が有利、しかも、幹事長は増税推進。
つまり、今回の解散総選挙は、増税で苦しむ立場の国民を、判断出来ない精神状況に置き、考える余裕を与えず、選挙で信任させるもの。
我々、「国民の皆様」には、判断の余裕も、選択の余地も無いのです。
このように政権が意図したことを、「国民の皆様」に否定させず、「国民の皆様」の意思で決断した、選択したと思わせる技術が、「ダブルバインド」です。
『国際政治で国家同士が嘘をつきあうのは、その国の国益にかなう限り正義でしょう。
しかし、国民への心理操作で、日本国民が、貧困格差が拡大し続ける、米国や韓国の国民のようになるのは勘弁してもらいたいです』
追記
「再増税後には、公明党の主張する『消費税の軽減税率制度』の狙いもあるのでしょう」
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2014/10/22
消費税は悪税「導入から日本下り坂」
「1989年4月、竹下政権は消費税法を施行、税率を3%にしました。その後、日本経済は下降、横ばい。更に、橋本政権の5%への増税で下降、横ばい。
日本は、ワンジェネレーション分のデフレ政策で、国民は、もがき苦しんで来ました。
デフレ脱却を唱えるアベノミクスに期待し、投票した国民に罰を与えるような、8%への増税で実質賃金下降中。更に10%へ引き上げとは、『クレージー』です。
過去、26年の経済政策の結果の様々なグラフを見れば、『良いデフレなど無く』『デフレは悪』デフレ不況を深刻化させる『消費税は悪税』であることは明白です。
※消費税 竹下政権 グラフ 画像
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「増税でバブルを潰し、税収が減少し、緊縮財政で更に経済活動が縮小。
増税の言い訳に使われる、社会保障費の増大(約一兆円)も、2%以上のインフレで解消しますし、今は国民経済が地獄に堕ちる直前の緊急事態。小泉政権のように社会保障も国債を発行すれば良いのです。
日本の国債は『自国通貨建て』で、『高い国内消化率』です。
常套句で使われる『国の借金が』『国債暴落』は、国民の不安心理を煽り、ミスリードしているのに近いのです。家計簿と、通貨発行の出来る国家経済は違います。
60年償還の建設国債の安定性を見ても、2から3%の健全なインフレが続けられる政策を続ければ、国債暴落で日本が潰れる事は無いのです。
※国債 自国通貨建て
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※財政均衡主義
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「話は飛びますが、これを記すのにキーボードを打っていて、安倍首相の『安倍』が『安倍晴明』と同じことに気付きました。
米国が日本に要求する、新自由主義的経済政策を次々と押し進めた小泉政権でしたが、独特な勝負師的嗅覚で増税を回避し、経済と政権を安定させました。
安倍首相は、『こんな卦(け)が出た』(これはジョーク)と『増税延期』すれば、国民は喜ぶでしょう。しかし、現実は自死者数は減少傾向にあっても、自殺率は高いまま、景気と連動しています。
取り乱した表現で、すみませんが、『増税で国民を殺す気か!』となります」
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2014/10/3
踏みにじられる「政教分離」、『中国』『公明』『国交省』『P献金』
「今日は午前中の約一時間、自宅上空でヘリの音がして、道路からは改造車の騒音が断続しました。
ヘリは海上保安庁のヘリコプターでした。自宅は福島市の盆地にあります。海上保安庁(国土交通省)には、どのような任務があったのでしょうか。
話は少し飛びます。以前、動画サイトで見た、尖閣領海での日本漁船を廻る、中国海警巡視船との位置取りで見せた、海上保安庁巡視船の行動は不可解なものでした。海上保安庁も管轄する国土交通省の大臣ポストへ公明党がこだわる事実と、何か関係があるのでしょうか?
検索結果
中国の程永華駐日大使は 、1975年から、池田大作創価学会会長が保証人となり、創価
大学に留学された方。
公明党がこだわる国交省(大臣ポスト)の海保が、万が一にでも中国サイドに立つ事は
無いと思いたいです。
検索結果
余談になりますが、以前、NHKの選挙速報を見ていた時、公明党の冬柴(故人)幹事長が、学会員(創価学会)への感謝の言葉を述べられ、私はテレビの前で驚いたことがありますが、最近の選挙速報を見ていると、生放送のテレビカメラの前で、学会員への労いの言葉を普通に述べられています。
『信教、結社の自由』は国民の権利ですが、『政教分離』は踏みにじられているのが現実です。ましてそのことで、『国益』や『国体の維持』を侵すようなことはあってはならないでしょう」
※P献金 国会
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※国体 護持
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2014/9/25
「道の駅 1円売却」 「地方創生枠 1兆円」
道の駅 1円売却
「今年の4月6日から、産経ニュースで、『島が危ない 第2部 佐渡に迫る影』が始まりましたが、その記事の中で、道の駅『芸能とトキの里』『1円売却』の経緯が載っています。
※島が危ない 第2部 佐渡に迫る影
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東理事長(中国から帰化された)の説明では、『中国などからの短期留学生に新潟の自然風景を描かせたい』と、新潟国際芸術学院を設立したとのことですが、オープンから3年、改装工事は進まず、実態が無い状態が続いていますが、市は運営費の補助を3年間で、『屋外トイレ付帯設備費511万円、駐車場維持費98万円、合併処理浄化槽費650万円、インフォメーション費241万円』行っています」
地方創生枠 1兆円
「道の駅の管轄は国土交通省ですが、9月2日に、石破氏が『地方創生大臣就任』で話題
になった時、2015年度の『地方創生枠』1兆円が用意され、国土交通省は、5585億円を計上しています。
国民が、『日本を良くする』ならと『命を削って納めている血税』を無駄にしたり、国益に反する使い方だけはしないようにして欲しいです」
外患の誘致
「公共施設や観光地で時々、中国語や韓国語も表記した案内板を見ますが、韓国は米国に『日本を仮想敵国』にするよう、過去、何度も要求しましたし、中国は、『国防動員法』で海外(日本)いる中国人を、軍事動員できるようになっています。
公共施設の中国語、韓国語表記は、『外患の誘致』になる危険性が高い事は明確です」
※中国 国防動員法
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※韓国 アメリカ 日本 仮想敵国
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「余談になりますが、今日の午前11時過ぎ、郊外を自転車で移動中、地下通路を自転車を降りて、押し歩きしていると、後方から、中国語で話し合う大声が急に接近。振り返ると、中年の男女が自転車に乗り、並走して加速して来ました。
前方にあるスロープを乗車したまま、登ろうとしている意図が解ったので、私は自転車を壁につけ、危険回避。スロープを下って来た老婦人も、途中で固まっていました。
体重が80キロ位ありそうな角刈りの男性の方は、出口で入ってこようとした人に衝突しそうになりながら走り去りましたが、女性は登りきれずに降りて、何か言いながら出て行きました。
入口には国土交通省の署名で、地下通路は自転車を降りることの注意書きがあります。日本人のマナー違反も多いのです」
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2014/8/21
朝日 逃げ切り
朝日新聞は、8月5日付の朝刊、16面の隙に、次のような記事を載せた。
(引用)
読者のみなさまへ
吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。
(引用終了)
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「吉田証言報道の3か月後、『女子挺身隊の名で戦場に連行された』とのスクープ記事もありましたが、勤労動員の『女子挺身隊を、慰安婦と混同、誤用した』とのとの訂正記事のみ。
私が子供の頃見た、戦時中を扱ったドラマには、普通に軍需工場で働く、挺身隊の姿がありました。混同、誤用はありえないでしょう。
記事の3日後、証言者の元慰安婦(金学順、キムハクスン)は記者会見で、『14歳の時に母親によって(実行は義父)、平壌にあるキーセンの検番に売られた』との経緯を明らかにしました。軍による強制など、無かったのです。
三十年程前には、日本の雑誌などでも『キーセンパーティー』の記事はありました。内容は、まだ韓国では禁止されていなかった『売春(観光)』のことでした。
検証もしないで報道し、虚偽であることがわかる記者会見が直後にありながら、ウソの報道を訂正せず、日本国民、海外の同胞の尊厳を傷つけ、日本国に泥を塗り、謝罪会見も行わないで逃げ切りを謀る朝日新聞は、国民が監視し続けるしかないのでしょう」
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2014/8/12
逆差別 日本人から言論の自由を奪え
産経新聞ソウル支局長 出頭要請 韓国検察
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「3日付けの記事で、朝鮮日報などの情報を引用、『セウォル号沈没当日、大統領の所在が7時間確認出来ず、実は、男性と会っていた』との噂を報じた記事を、『名誉毀損』と訴えられたもの。
余談ですが、以前このブログに、私が韓国を批評した表現は、韓国の中央日報の論説の表現をそのまま引用したもの、韓国人自身の表現です。
公人への批判は許されるのが、日本などの民主国家ですが、何故か、テレビ朝日主動の『椿事件』を思い出してしまいました‥。
韓国は既に、民主連合政権の誕生、皇室の廃止を画策する中国の走狗となったのでしょう。
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日本解放第二期工作要綱
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韓国訪問後、怪しい動きを見せているのが、舛添東京都知事。
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これは形を変えた、『人権擁護法案』になる危険性があります。
『2002年、小泉内閣、国会提出。2005年、民主党、国会提出。2012年、野田内閣、閣議決定』されたものですが、『裁判所の令状無しでの出頭命令、家宅捜索、押収が可能なため、逆差別につながり、恣意的な運用によって、言論の自由を脅かす(Wiki)』との意見があります」
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ソウル市長 創価学会
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2014/6/23
マック憲法
※20日午後、有識者による『河野談話』の検証結果が公表された。
※従軍慰安婦 検証 公表
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※河野談話検証 政府検証全文
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「つまり、軍の強制による、いわゆる『従軍慰安婦』は、無かったのです」
※20日午前、韓国海軍は韓国が不法占拠している竹島沖の日本領海を含む海域で、射撃訓練を実施した。
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「韓国の嘘がバレるタイミングでの、日本領海を含む実弾演習。これは、敵対行為です。
中国や、ある意味、米国の思惑とも合う行動なのかもしれませんが、これを見過ごせば(尖閣も含め)、『空き王手』になります。
しかし、日本国憲法前文には、
『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した(抜粋)』とあります。
世界の通念上、間抜けな文言、物笑いの種になります。
日本国の領土、国民の生命と財産を守るためにこそ、現行のマック憲法(日本国憲法)を変える時期に来ているのでしょう」
※竹島 日本漁民
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※親日罪
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2014/6/7
備えあれば憂いなし
「私は中学生の頃、雷が光った時と雷音が聞こえるまでの差で、雷までの距離を計るのが習慣でした。
当時、地震の震源までの距離の計算を、地学クラブの顧問の先生に聞いた時、私にも解りやすいように、簡易な計算法(縦揺れから横揺れまでの秒数✖️8Km)を教えていただきました。
それ以後、地震の時は必ず計算し、テレビの地震情報で、震源の位置を確認するのも習慣になりました。
縦揺れ(初期微動)の体感は、真横で杭打ちをしたような『トン』と感じるものから、家具などが微振動するものなどで計算しましたが、合っていました。
私は福島県の中通りに住んでいて、311の地震の揺れも体感しているのですが、例えれば、池に小石を投げた時の波紋が来るような感覚の地震が断続することが続き、計算出来なくなり、以降、計算はやめました」
※南海トラフ観測データ、一部欠測、届かず
平成26年5月30日、気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/press/1405/30b/donet20140530.html
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※惨事便乗型資本主義
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※惨事便乗型資本主義とは、戦争、津波、ハリケーンのような自然災害、政変などの危機につけこんで、あるいはそれを意識的に招いて、人々が混乱から覚める前に、過激な市場原理主義改革(規制撤廃、民営化)を進めるもの。
「今にして見れば、『アラブの春』の政変も、これでしょう」
※環境改変技術敵対的 使用禁止条約
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※海底軍事利用禁止条約
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2014/2/16
ゾルゲ祭
※1月31日のワシントン・ポスト紙に、知日派と言われる、アーミテージ元米国務副長官とマイケル・グリーン元NSCアジア上級部長が共同で、『オバマ大統領のアジア歴訪の際(4月)、日本と合わせて韓国も訪問すべきだ』とする論文を共同で寄稿した。
※2月14日、韓国・聯合ニュース中国語版は、「オーストラリアの中国・韓国コミュニティ、オーストラリア全土に慰安婦少女像の設置を計画」を掲載した。
「当初は訪韓の予定は無く、訪日の際には、国賓として宮中晩餐会も予定されていたと聞きましたが、予定が変更されるのでしょう。個人的には残念です。
中国韓国の、米国での反日キャンペーンや、ロビー活動の凄さは最近よく聞きますが、地政学的経済的にも、日本をコントロール、利用しようとする米国と韓国の利害が一致したのでしょう。
私には米国を非難する考えは一切ありません。それが国際政治。どの国も自国の国益の為に行動しているのです。
戦後、約70年にして、ようやく国際政治のプレーヤーとして歩き出した日本を、今までのようにコントロールしようとするのも当然のことでしょう。
話は少し飛びますが、ロシアのソチで開催されている冬季オリンピックの開会式に訪れた安倍首相と、プーチン大統領が会談され、平和条約の締結交渉が始まるだろうと報道されています。
先の大戦では、ロシア(ソ連)の南下を防ぐ為に、日本は朝鮮半島でも苦労しましたが、冷戦が終結した段階で、朝鮮半島の地政学的意味は中国に対するものに変わりました。中国の膨張政策で悩む2国が、手を結ぶのは自明の理です。当然、邪魔も入るでしょうが‥。
話は更に飛びますが、冷戦が終結、ソ連解体後、ロシアの再建を目指して大統領に就任したプーチン氏が来日された時の、日本に残っていたロシア正教の儀式でのニュース映像を思い出しました。私には、その表情から、そこに祖国復興の根幹を見いだしたように感じました。
日本では、ロシア革命を逃れて来た人達(貴族も)が、野球、芸能界などで活躍されたことは有名ですが、以前、ニュース映像で、日本人が敵国スパイの墓の前で、『ゾルゲ祭』を行うをのを見ました。これも『スパイ天国』と言われる日本らしい?のでしょうか。
最近、ロシアでは、『ロスチャイルドが、帝政ロシアを転覆させた』との通説が広まっているそうで、日露戦争で負けたのも、『日本がロスチャイルドから軍資金を得たから』と、言われています。
バルチック艦隊の日本海への到着を英国が工作して遅らせたとの話もあります。
ちなみに、日露戦争の軍資金を得る為の日本国債(ポンド建て)は、昭和61年に完済されました。
話を戻しますが、事大主義の韓国が、米国や中国の肩の上で、さえずるのは哀れにも見えますが、背後の勢力を見る注意も必要です。
余談になりますが、最近、私は『Kの法則』を知りました。某国とは、なるべく関係をもたないほうが良いのでしょう」
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2014/1/10
福島県民の私には、都知事選挙の選挙権はありませんが、韓国と同じ経済規模の首都東京の選挙には関心があります。
ここに来て、立候補を表明される方が次々と出てきましたが、ネットの記事で、「元首相の細川護煕氏は、小泉元首相の後押しがあれば都知事選に立候補する可能性がある」との記事や「民主党からも、期待する声」しかも、「脱原発が争点に」などを見て、疑問が湧いてきました。
ネットでも、指摘されていることですが、小泉元首相の「脱原発」発言と米国の関係や、米国が、「米原油輸出の自由化」を目指した国内法の改正に動いていることです。
御存知のように、原発停止に伴い、火力発電に使う石油等の輸入増で、日本は3兆6000億円の赤字になっています。
フォーリン・アフェアーズには、「米国は2015年までに、サウジアラビアを抜いて、世界最大の産油国になり、原油輸出を自由化すれば、米経済が刺激されるだけでなく、貿易パートナーとしてのアメリカの存在感をさらに高めることもでき、アメリカの外交政策を促進することもできる(要約)」とのリポートがあります。
日本国の元首相達への疑念で気分が落ち込みながら、ネットを見ていたら、飯島内閣参与の、「亡国の輩よ、『原発ゼロ』の話はやめよう」の記事を偶然に拝見して、心が晴れる思いと、浅学非才な私が、以前ここに書いた内容の非礼を恥じる思いが、こみ上げてまいりました。
Yahooニュース
亡国の輩よ、「原発ゼロ」の話はやめよう
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140107-00011634-president-bus_all&p=1
話を戻しますが、東京都に原発は無いのに、「脱原発」を争点にするのは奇妙なことですが、園遊会で不敬を働いた山本議員の「脱原発」を掲げた選挙運動には、極左集団や菅元首相とも関係のあったS氏が関わっていた事実があり、国民の生命にも関わる怖い現実が垣間見えます。
余談になりますが、飯島内閣参与は昨年末から、日中首脳会談の可能性を示唆する発言をされていました。
現実、中国は経済でも尖閣でも手詰まり、環境問題などでも、援助が欲しいのは本音でしょう。
追記
日本の火力発電の燃料は、LNGの輸入に頼っています。
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2013/10/24
棄民される日本人 歴史ねつ造と戦わぬ政府
「思い出せば、私が、いわゆる、『従軍慰安婦、報道』を最初に目にしたのが、20年前の報道番組(ニュース23、TBS)でした。
当時のキャスター、筑紫哲也氏の硬軟織り交ぜた番組進行が面白く、毎日のように視聴していましたが、突然、連日の『従軍慰安婦、報道』に困惑したことを覚えています。
『精神的に去勢されたような感覚』に落ち入りながら、連日の報道を嫌々ながら観てしまいました。
最近、私は、日本のマスメディアは、いずれかの外国勢力の影響下にあることを知り、いわゆる、『従軍慰安婦、問題』の真実を知りたいと、ネットなどで調べましたが、朝鮮人の女性(当時は日本人)も日本の女性も、慰安所で、高給で働いていた事実しかありません。当時の朝鮮の新聞で、女衒(朝鮮人)がダマして慰安所へ女性を連れてくる問題を扱った記事もあります。
「従軍慰安婦 真実」
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今年に入ってから、米国に、韓国人が、『従軍慰安婦』の像を立てたり、欧州でも、『嘘、ねつ造の従軍慰安婦プロパガンダ』を始めました。
更に、米国で日系の子供が、このことでイジメの対象になっているとの報告を聞けば、黙ってはいられません。これは、『デマ』を元にした『民族犯罪』です。戦わなければ、民族の尊厳どころか、存続の危機につながります。
注意が必要なのは、日本人が、『ねつ造の従軍慰安婦問題』を発言する時は、決して、民族差別的表現を使わないことです。
私が、『ねつ造の従軍慰安婦報道』で、精神的に去勢されたような感覚になったように、事実を彼らに伝えるだけで良いのでしょう。
在日の方(私の同級生)を見ていても、彼らは、とても優秀です。真実を言い続けることで、充分伝わるでしょうが、問題は、韓国、朝鮮で、ハングル(朝鮮語)で反日教育を受けた世代は、戦前の自国の歴史(漢字)を知ることが出来ないことです。
真実を知れば、アイデンティティークライシスを起こすか、ねつ造の韓国、朝鮮史に精神の安定を求めるか、どちらにしても迷惑なことです。
しかし、本当の問題は、日本政府です。
話は少しそれますが、以前、米国のメディアが韓国の有名女子大を中傷する報道をした時、韓国政府は全力で抗議しました。インドは自国の女優を差別された時に、猛烈に抗議しました。
どちらの国にとっても、米国は重要な国です。大人げない態度のように見えますが、自国の婦女子や尊厳を傷つけられれば、抗議するのが当然です。
私は正直、彼らが羨ましかったこと思い出します。それに比べ、日本政府には怒りさえ覚えます。悔しいです。
『ねつ造の従軍慰安婦問題』も、日本政府が抗議しないのであれば、私たち国民が発言するしかありません。
海外で活躍されている日本人、日系人も、自国内の国民も、何もしない日本政府に棄民されたようなものです」
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2013/10/11
靖国神社「問題化」
我國の 為をつくせる 人々の 名もむさし野に とむる玉かき
靖国神社は、明治天皇の思し召しによって、国のために尊い命を捧げられた人の御霊を慰め、永く後世に伝えることを目的に創建された神社。
身分や男女の別なく、祖国に殉じられた尊い神霊としてお祀りされています。
本来、天皇陛下が御親拝されるための神社です。
それを、『問題化』させたのは、朝日新聞と中国。それに読売グループ会長の渡邊恒雄氏がおられます。
個人的には、首相の参拝が、本来の皇室の親拝の妨げになるのなら、時期を変えても良いと思います。
政治家は外交、防衛と経済。国政に全力を尽くされれば良いのでしょう。
今月初め、日米外務防衛会議で来日された、ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が、千鳥が淵墓苑で顕花されたことは、オバマ民主党政権の安倍政権へのメッセージと聞きます。
今年、中国であった米中会議(G2)には、キッシンジャー氏、ブレジンスキー氏らとともに、ケリー国務長官は参加されました。彼は誰もが認める親中派。
鳩山元首相も同時期、中国で、おかしな発言を繰り返していましたが‥。
更に、これは個人的見解ですが、
自民党内での派閥争いで、飯島内閣官房参与と小泉純一郎元首相は、小泉進次郎衆議院議員を援護射撃する癖玉の発言をされています。
今年5月、飯島氏は北朝鮮を電撃訪問されたり。これは『噂』ですが、朝鮮総連本部の競売に参加した、最福寺の池口恵観氏は
小泉家と縁戚関係にあるとの指摘を見ました。
国民は、政治家を、言ったことと、やったことで判断するしかありません。
安倍政権が政権発足後、展開された、次元の高い外交は、国際政治に、プレーヤーとして日本が復活した一歩です。
ゲームはルールをつくる人のものですが、その人達や、既存の反日プレーヤーに鞘当てをされるのも、少しずつ、日本の国益にそった外交をはじめた証拠です。
今の日本には、それを力で跳ね返すことは出来ないでしょう。
しかし、戦国時代、山や海に囲まれた盆地や平野を、囲碁や将棋のようにして、天下統一した歴史の中には、地政学と同じような思考があったはずです。
実際、明治時代、日本の地政学的発想をドイツが利用し、学問にしたとの指摘も多く見ます。
話は少しそれますが、『金は天下の回りもの』とのセリフは、時代劇で良く聞きましたが、江戸時代末期から、金の含有率が高い日本のお金が外国に流出し、明治政府は苦労しました。
『金は天下の回りもの』の『天下』の意味が、『グローバル』『国際金融』の世界に変わった現在、日本が彼らにとっての黄金の国(ジパング)になるのか、日本国民の黄金郷になるのか。確実に言えることは、安全保障にもかなう上手な使い方をしないと、前者になると言うことです」
追記(上記が堅い話だったので‥)
「以前、京都や東京、北京などに使われる『京』の文字には、深い意味もあると、聞いていましたが、
※質問サイト
「京都」の都は「みやこ」の意味でしょうけど、「京」の意味は何ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1359691568
最近、動画サイトで見た、アニメの最終回の、壁の中から浮き出る巨人のラストシーンがオーバーラップしてしまいました(笑)」
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2013/6/30
リムランドを制するものは世界を制す
「今月、7、8両日、米国のカリフォルニア州で行われた、『米中首脳会談』で、中国の習近平国家主席は会談の冒頭、『今日、我々が会っているのは、太平洋をはさんだアメリカと中国の、将来にわたる青写真を描くためだ』と述べられました。
最近、私は、『地政学』を知りましたが、『リムランドを制するものは世界を制す』との解釈があります。
習氏の会談冒頭の発言は、ランドパワー中国と、シーパワー米国の間の太平洋に中間線を引き、日本や台湾などのリムランドを、中国の管理下に置くと言うもの。
つまり、世界の覇権は中国が握ると、米大統領に言ったのです。
米国がこれを容認するわけはありませんが、中国の意図が、我々日本国民にも見えた瞬間です。
国際政治は善を行おうとしているのでは無く、相手の国を、『悪の大国』『人権侵害国家』とプロパガンダしながら自国の権益を拡大する、悪の論理が支配しているのです。
リムランドの日本の周辺を見ると、お隣の朝鮮半島は、地政学的にも歴史的にも独立を保つことは困難です。
敵にしなければ良いのでしょうが、最近の動きは、鳩山元首相と同じように危険です。
小沢氏の民主党への政権交代前後の言動は、武力を背景にした地政学的秩序を無視、日本を安全保障の空白地帯にしたもので、日本国民の生命財産を危機にさらした愚行です。
政治家としては罪深いものでしょう。
個人的な意見ですが、日本は他のリムランドとシーパワーで連動し、ランドパワーの膨張を抑えるのが良いと感じますし、実際、実行されつつあります。
しかし、更に深く半島や内陸に駒を進めるのは、過去の歴史でも、地政学的に見ても危険に感じます」
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